こんにちは。SJS社長の廣田晃崇(ひろたてるたか)です。
最近、管理組合の運営を巡って、次のようなお問い合わせ、ご相談が増えています。
1)修繕積立金が不足するので、管理会社から「値上しないといけない」と言われた
2)修繕積立金を値上げする必要があり、管理委託費を見直したい
3)修繕積立金を値上げする必要があり、管理委託費を見直したいと考えているが、そもそも長期修繕計画書自体が信頼できるものなのかチェックしたい
4)対応が悪いので管理会社を変更したい
こうしたお問い合わせが増えている大きな理由は、消費税のアップや電力料金の値上げ、さらには人手不足による工事費アップなどです。
確かに、支出が増えれば収入を増やす、つまり管理費などを引き上げるというのが常識的な判断でしょう。
しかし、これまでの支出は妥当だったのか、チェックすることも必要です。無駄な支出があるなら、それを見直すことでコストアップの分を吸収できるかもしれません。
「マンションは管理を買え」とよく言われますが、良好な管理の基礎となるのが健全な財務です。
一般の企業では、支出のチェックはとても厳しく行われています。収入(売上)を伸ばすのはたやすいことではありませんが、支出の合理化は今日からすぐできるからです。
マンションの管理組合も同じ。収入は区分所有者からの管理費、修繕積立金くらいしかないのですから、まず支出の削減を検討するのが当たり前だと思います。
ただし、どこをチェックし、どのように見直せばいいのか。専門的な経験と知識がどうしても必要です。
「安かろう、悪かろう」となったのでは本末転倒。コスト削減の先行きを心配される方はだいたいそうおっしゃいます。
だからこそ、経験豊富な専門家を活用することが重要になります。
専門家を上手に活用していただきたいと思います。 |