こんにちは。SJS社長の廣田晃崇(ひろた てるたか)です。
わが社はこれまで、1000以上の分譲マンション管理組合に対してコンサルティングをさせていただきました。
その中で最近、目立って増えてきているのが、「超高層マンション」や「大規模マンション」からのご相談です。
超高層マンションや大規模マンションは建物の規模が大きいだけでなく、設備機器も高度で複雑なものが多く、管理費や修繕積立金の予算は年間数千万円から1億円を超えることだってあります。
まさにハード、ソフトとも会社レベルの巨大組織なのです。
ところが、その管理運営については十数戸のマンションと同じように、毎年メンバーが交代する理事会を中心とした合議制で行われています。むしろ、理事会のメンバーが多い分、問題意識を共有したり、一定の方向性をまとめることが難しく、機能不全に陥るケースも少なくありません。
実は、超高層マンションや大規模マンションは戸数が多い分、管理業務の内容やコストにいろいろ無駄や合理化できるところがたくさんあります。しかも、分譲した不動産会社にとっては象徴的な物件であることが多く、系列管理会社はぜひとも管理業務を守ろうとします。管理費見直しの余地が非常に大きいのです。
この春、当社がサポートした総戸数1200戸ほどの大規模マンションの場合、分譲した不動産会社の系列管理会社との交渉により、年間管理委託費がトータルで約2億円から約1億円へと5割も下がりました。管理会社は同じまま、管理業務についての仕様も従前と変わらず、です。
ただし、管理組合が単に「安くしてくれ」といっただけではのらりくらりとはぐらかされるだけですし、理事会への妨害などもありえます。
さらに心配なのは管理委託費を大幅に引き下げた後、管理業務の質が下がってしまうことで、これも管理組合だけでは難しいのが現実です。
私は、「超高層マンション」や「大規模マンション」こそ専門家のサポートを活用すべきだと思います。そのことによって、スムーズかつ確実に管理費を見直し、マンション全体の資産価値の維持やコミュニティの形成も進められるからです。
超高層マンションや大規模マンションでの管理費見直しの実例や、実際のどのように進めればいいのかお知りになりたい方はぜひ、当社の「理事会出張セミナー(無料)」をご利用ください。
http://www.sjsmdn.co.jp/mansioncheck/rijikai_seminar/index.html
きっとご参考になるはずです。 |