管理組合は人の集まり(団体)です。
団体にはそれぞれ、組織としての仕組みがあります。
一般的によく見られる管理組合の仕組みは、次のようなものです。
まず、団体としての方針や考えを最終的に決定する場として、「総会」があります。
株式会社でいえば、株主総会にあたるものです。
管理組合の基本的なルールである「管理規約」も、本来は総会で策定したり変更したりします。
次に、総会で決めたことや、管理規約に決められていることに基づいて業務を行うため、「理事会」が設けられています。
理事会は区分所有者の中から選ばれた理事で構成され、株式会社でいえば取締役会にあたります。
さらに、理事の互選で「理事長」を選びます。
「理事長」は管理規約によって管理組合の「管理者」となり、対外的に管理組合を代表します |