この3つのうち、新築マンションでは「全部委託」方式が一般的です。
しかも、管理会社を予めデベロッパーが決めています。いわばお仕着せの管理方式、管理内容、管理会社でマンションの管理はスタートするのです。管理組合の役員は毎年交替するのが一般的ですから、役員の負担が軽く誰にでもできるという意味で、「全部委託」が当たり前になっているのでしょう。
何か問題が発生しない限り、管理委託費の額なども含め、当初のままマンションの管理が行われているケースが圧倒的に多いといえます。
しかし、管理の主役は管理組合です。管理組合がその気になれば、管理内容や管理方式の見直し、さらに管理会社の変更もできることをまず確認しておきましょう。 |