昨年 10月の週間ダイヤモンドの記事を読んでチェックしてみると、私の住んでいるこのマンションの管理費も割高であると確信するようになりました。
また、近く大規模修繕を控えているのですが、資金繰りを計算すると不足が見込まれます。
さらに約 9年後には 1億 2千万円も不足することがわかりました。
そのため、まず管理費の大幅な削減を図る必要があると考えています。
また大規模修繕等についても、従来は一応何社かに見積もりをとってはいたようですが、結局すべての工事を管理会社が行なってきたようでした。
これについても、できれば完全競争入札にして、工事のコストを抑えると同時に、第三者の専門家の立場で工事の監理をする必要があると個人的には考えています。
この件については、先日の理事会で、管理会社の担当者同席でこの主張をしたところです。
(その後の経過報告をいただいたもの)
管理費の値下げ交渉についてなどをコンサルタント会社に依頼することについて、「まずは自分たちの力でやるべき」「従来も大規模修繕で値下げさせてきた。」などと理事長が主張し、事実上私の意見に反対しました。
また、私が先月管理費の値下げについて御社や週刊ダイヤモンドの話をして大騒ぎしたために、いつも出席しているフロント担当と新人の担当のほかに、(案の定)上司が出席しました。やはり、最近の時流からか値下げに応じる前提で出席し、来月の理事会の時に、値下げ案を提示することとなってしまいました。
こちらの管理費値下げ要求に対して、理事長は「管理会社さんが適正な利潤をあげてもらって、計算してください。」という始末で、サービス業におけるサービスを提供する立場と、それにお金を払って受ける立場にあるという認識を根本的に理解していない、と内心あきれました。
同時にこれは管理会社との交渉ごとであるという意識が全くなく、私の考え方とは相容れないものでした。
一方、私が一人で、理事長や相談役と議論しているのを聞いていたある理事は、「久しぶりに、管理組合で真剣に考える若い人がでてきた。
こういう意見の芽は大切にしたい。」と言っていただきました。
私の方でも、「是非一度、コンサルタント会社にプレゼンテーションをしてもらう機会を設けてほしい。」と主張しましたが、次回の理事会で、値下げ案を管理会社から提示を受けてから、検討するということにしました。
それから、管理委託契約書について理事長に聞いてみたところ、なんと、理事長のところにはなく、管理人のところにあるということでした。
もうなにもかもが問題だらけだと思うのですが、他の役員はその問題に気づこうともせず、また、私が主張していることが理解されず、なかなか思うように前に進みません。 |